オステオパシーと2つの治療概念
オステオパシー・2つの治療概念
それでは、オステオパシーの治療法をお勉強してみましょう。 オステオパシーの治療は、大きくわけて次の2つに分類さることを覚えてください。- 直接法
ある部位が機能障害を起こした時、そこには一定の制限(バリア)が生じてしまいます。その制限が影響して、部位の姿形、全身の中での位置関係が変化し、病悪の根源から近い状態になってしまうのです。直接法とは、そのような位置関係に何らかの力学的動作を加え、機能障害を起こした部位を正常に戻そうとする治療法のことです。
簡単にいうと、関節の一端が、右から左に変位しておれば、矯正は、その一端に左から右への衝撃を加えることによって元通りに修復させる、ということですね。
- 間接法
直接法は、機能障害が生じた部位が、より病悪の根源に近い方向に向くように力を加える方法です。あえて病悪の根源に部位を近付けることにより、脳に異常な様態を認識させ、正常に戻す治癒力を発揮させて治そうとするもの。
例えば、骨が右に異常弯曲している状態では、骨は右に動きやすく、左には動きにくい状態です。間接法はその機能障害の方向にあえて動作を加えて、脳に異常な様態を認識させ、正常に戻す治癒力を発揮させて治そうとする療法なのです。